今日は日曜日。ゆっくり、まったり過ごす穏やかな一日。 何か忘れてる気がするけど、特に思い当たることもない。 そんなことを考えながら、ふと隣を見ると、娘ちゃんが宿題をしている。
(えらいなぁ…俺は子供の頃どうやったかな?)
そんなことを思いながら、「今日はどこか行きたい?」と聞いてみる。 すると即答。
「イオン!イオンのゲーセン!」
あぁ…アレか。最近、娘ちゃんはポケモンのゲームにハマっている。 マクドナルドのハッピーセットでゲットしたポケモンカードがきっかけらしい。 どうやら、あれはゲーセンで使うものだと分かった。その1回が楽しかったんだろうね。

初めてのポケモンアーケード
あの日、イオンのゲーセンへ行ってみると、すごい人気! ゲーム機の後ろには長蛇の列。
よく見てみると、小さな子供たちに混じって、大人の姿もチラホラ。 「え、大人もやるの?」と思ったけど、どうやら彼らは親のようだ。
そして、その親たちが自分の番がくると、 大きなファイルのようなものを取り出し、 そこから例のカードを選び出している。
中には、まるでビジネスマンのようなアタッシュケースを持っている子供も! その父親はまるで助手のように、次々とカードを用意して渡している。

「これ…F1のピット作業か?」
連携の取れたその光景に、思わず吹き出しそうになる。
初めてのバトル!そして…課金?
ようやく順番が回ってきた。
娘ちゃん、ドキドキの初戦。
ゲーム機の中で案内役のキャラがいろいろ説明してくれる。
バトルの途中、突然「野良のモンスター発見!」
「撫でて仲良くなれるかも?」と案内役に言われる。
娘ちゃん、画面をナデナデ。
すると、
「チャンスだ!モンスターボールを投げる?」
おぉ!投げたいよな!娘ちゃんもワクワク。
しかし、
モンスターボールを投げるには100円投入してください
え…金取んの?
まぁ、しょうがない。100円追加。
見事、野良のモンスターをゲット!
次に進むと、いよいよバトル。
どうやら「属性」というシステムがあり、有利・不利があるらしい。 ジャンケンのようなシステム…でも3種類じゃない、複雑なジャンケン。
「なるほど、この複雑なジャンケンに勝つために、みんな大量のカードを持っているのか?」
出来る男(出来るビジネスマン)は違う。
我が娘ちゃんは、ハッピーセットで手に入れた2枚だけ。
「クソ!負けるか!なめんなよハッピーセットパワー!!」
苦戦しながらも、見事に敵モンスターを撃破。
「やったー!」
軽くハイタッチ。
すると、また案内人の説明。
「戦ったモンスターをゲットできるかも?」
モンスターボールを投げますか?
「え?また?100円追加??」
「この野郎、ナメてんのか!?足元見やがって…!」
100円追加!
そして、新たなモンスターをゲット。
最後に、今日のバトルの採点のようなものがされる。
すると、
「草むらに5匹のモンスターが隠れているぞ!」
「モンスターボールを投げますか?」
「ふざけんなよ!ここからまだ500円むしり取るつもりか??」
さすがに無理だ。
でも、娘ちゃんはやりたそうに迷っている。
「くっ…、父親パワー発動!」
100円追加!!
1匹ゲットだぜ(涙)。
ポケモンアーケードのビジネスモデル
結果、400円ほどゲーム機に吸い取られた。
よくできているシステムだ。
子供の「やりたい!」という気持ちと、親の「仕方ないな…」を巧みに利用する戦略。
この圧倒的なビジネススキーム。
最強のビジネスマンは…やはりこのゲーム機そのものだった。
「この戦略を仕事に活かせたら、もっと機械も売れるんかな?」
なんてことを考えながら帰る。
さて、今日は何百円吸い込まれるんだろう?

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